2024/12/04 20:43

前回の生地からだいぶ時間が空いてしまいました。

10月に書いたのが最後で、今は12月です。一年はあっという間ですね。


前回の記事の最後に、機会があればなんでステンドグラス作家ではなくステンドグラス「風」作家になったのか書こうかなって残してありました。
なので本日はそれについて書いてみようと思います。


本物のガラスのステンドグラスランプに惚れてステンドグラスを作りたい!と思い立った私でしたが、作り方なんてわかりません。

調べてみたところ、どうも私の持てる部屋や経済的余裕では到底チャレンジできそうにありませんでした。
私の家は作業できる場所っていうと自室になるのですが、自室は寝室を兼用しています。
お布団を敷くんですよ...しかも作業スペースが狭いんです。

さすがにお布団を敷くところでガラスを切ったり加工したりするのは怖くないか...?と。

お掃除を徹底するにしても万が一小さな破片が残ってたりしたときを考えるととてもじゃないがチャレンジしようと思えませんでした。

もちろん近くの教室や工房、そういった作業スペースのレンタルもあるかもしれません。
だけど、経済的余裕がそこまで無いためレンタル料や受講料を考えたときに厳しいなと感じました。


以前やっていたシンプルアクセサリーの「手作り屋さん。」時代に私はレジンアクセサリーに挑戦したくてセットを揃えていました。
まともに触れていなかったのですがレジンの存在を思い出し、これだ!って。
まさにビビッときたんです。本当に。


それからの私はレジンでステンドグラスみたいに見せるにはどうしたら一番綺麗に見せられるのか、どうしたらみんなに受け入れてもらえるか等いろいろ試行錯誤の日々を送っていました。

考えて試作してボツにしたり採用したりしながら1年くらい入念な準備を重ねました。

作品も勿論考えるけどSNS運用のしかた、アイコン、作風、台紙、ショップカードなど、全てひとりでやっているので一から始めるときはなかなかエネルギーが必要でした。私は今回すごく世界観にこだわったのでそのせいで余計大変だったというのもありますが...


当初決めたSNS運用を守れているかと言われるとこれがまた全然なんですけどもね...
本当はおしとやかな雰囲気でレトロな写真か作品の写真しかアップしないし関係ない発言はしない予定でした。

まあ、守れないよね、そんなに縛ったら。
仕方ないです。そこは臨機応変にね。うん。


お話が逸れてしまいましたが、行き着くところは作業場がなかった、お金がなかった、です。

だけど今となってはレジンって丈夫だし軽いし、アクセサリーを皆さんもよく作られておりますがまさにアクセサリーに向いた素材だと思いますので結果的に良い素材に行き着いたんじゃないかと思っています。

ただし作る側はいろいろ注意が必要ですけどもね。
作ったあとの品質維持をどうするかとかね。
試行錯誤は続きます。


ここまでいろいろ書いておきながらこんなこと言うのもどうかと思いますが、本当に私はアクセサリー作家に向いているのか、適正があるのか最近は本気で自分と向き合ってみています。


だってここまで本気でずっと頑張ってきてるのに本当に目立った功績が無いんですもん。

頑張りが足りないとか作品の魅力が足りないという話ではない気がします。
宣伝が足りない、宣伝が下手、それはそうだと思います。
だけどSNS運用についてはずっとほぼ毎日発信を繰り返していますが「いいね」は頂けども購入は頂けず。

実は自分的プチバズりもしたことがあります。いいねを1000近く頂いたことがありました。
万ではないけどとても嬉しかったです。

かなり初期の頃の何気ない投稿でした。でも、その後のちょっと気落ちした私がツイート全消しを試みたせいでその投稿は消えています。
なんで消しちゃったんだろう...しょうがないんですけどね。


良い!って思って頂けることはこれで私もわかったわけです。
そのあともう一度500近くいいねを頂く機会もありました。私にとってはものすごく多い数です。

BASEではないのですがminneで広告を出したこともありました。
そのときはやっぱり閲覧数も増えるしお気に入りなども増えました。
だけど、購入には至らなかったのです。

なんというか、「可愛いけど見てるだけで良いやつ」を作ってるのかなって思ったりします。
実際に自分が着けたいわけではないけど綺麗だね!というやつ。
わかります。見てるだけで満足ってありますよね。
私もV系バンドとか大好きですが話したいとは思いません。見てるだけ、曲が聴けるだけで満足なのです。


いっそのこと売らずに制作過程をYouTubeにアップしてアーティスティックな作品を作り上げようか。
いやいやそこまで芸術的なセンスはない。


使いにくそうで高い、これに尽きるのかもしれませんね。
だって可愛いアクセサリーなんてダイソーとかスリコで買えるじゃないですか。
しかもあちらさんはシンプルとか使いやすいやつが安く手軽に手に入る。
勝ち目はないです。


果たしてこのようなバリバリネガティブ発言を連発する作家から買いたい人はいるのかっていう疑問もあります。
そもそもこのブログって誰かの目に触れているのか。それすらも怪しいというのに。


今後、アクセサリーはもちろんだけどちょっと趣向を変えたものも出してみようかと思っています。
「これやってみよう」ってアイデアが出るうちは続けてみます。
いずれ私が作家として成り立つ前にアイデアが尽きたら、そこがきっと潮時なのでしょう。


やるしかないのです。動かなければ何にもならないのですから。


あれ?今日の記事ってこんな頭の中整理する系の内容にする予定だったっけ...?
まあいいのです。

読んでくださった方、もしいらっしゃるならば本当にありがとうございました。
お目汚し大変失礼いたしました。