2024/10/27 21:19



ステンドグラス風アクセサリーを専門として作っている手づくり屋さんです。


本日は、どうしてステンドグラス風のアクセサリーを作っているのか書いてみようかと思います。


まず、私は現在の手づくり屋さんの前に「手作り屋さん。」というお店を運営していました。

表記が違うだけなので紛らわしいですが、こちらは2016年9月頃に始動しました。

シンプルでファッションによく馴染む使いやすさがコンセプトで、言ってしまえば今とは真逆。
レジンも使っておらず、パーツをセンスよく組み合わせたりビーズを編んだり天然石を使ったり、いろいろ頑張っていました。

正直今よりも売れる頻度は多かったしminneのお気に入りも現在の倍以上ありました。
とはいえ単価も今より安いしそんなに頻繁に売れるわけでもなかったので売上はほぼ無かったです。
無個性、売上なし、SNSもあまり上手くいっておらずメンタルが辛くなってしまって活動休止していました。
Twitterのアカウントを消すとき、誰にも寂しがられず、惜しまれることもないだろうと思っていましたが本当にそうでした。
自虐ネタに思われるかと思いますが、これが事実なので仕方が無いです。

Twitterは消したけどminneは、もしかしたら気まぐれで買ってくれる人が現れるかもしれない、と思って残しました。
たまーーーに、購入通知が来るとビックリしつつも嬉しかったのを覚えています。

そんな休止期間中、とある紅葉が綺麗だと有名な場所に私も紅葉を見に行きました。
そこは明治時代に建てられた、とても美しい庭園付きの和風な建築物がある場所。
建物のなかも立派な和風の邸宅で、そのなかで庭園の景色を眺めたり和菓子や抹茶を頂いたりできます。

その建物のなかに入ったときに真っ先に私の目に飛び込んできたのは、ものすごく美しい丸いステンドグラスランプ。
ランプそのものもカラフルで、それに加えてランプの周りに広がる色とりどりの影が本当に綺麗で。
しかもその立派な邸宅の景色とものすごくマッチしていて、いわゆる大正ロマンをひしひしと感じました。

別のお部屋にも部屋の隅にステンドグラスランプがきらきらと輝いていて、そこも和室だったのですがとってもマッチしていました。
そのときの私は紅葉を見に行っているのですが、紅葉ももちろん綺麗だったけどその和風な場所にステンドグラスがある光景がとっても強く印象に残りました。

そしてそのあと和菓子と抹茶を頂きながら「ステンドグラスを作りたい!」と思いつきます。
その場で大体のデザインも頭の中に描いておりました。

元々和風なものが好きなこともあり、和洋折衷、大正ロマン、というのも同時にやりたいテーマとして固まりました。

これがステンドグラス風アクセサリーを作ろうと思ったきっかけです。


次回になるかわからないけど後日に、ではどうして本当のステンドグラスではなく「風」になったのかも書いてみようかなと思います。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。